ビオフラボノイド bioflavonoid

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果物、野菜などの褐色(かっしょく)の色素として、さまざまな食品に広く含まれています。ビタミンCをサポートする働きがあります。

ビオフラボノイドは、ビタミンCの吸収を促進する働きがあり、毛細血管や末梢血管を強化します。ガンを防止する働きもあります。さまざまな野菜や果物に含まれていて、オレンジやレモンなどの柑橘類やサクランボやベリー類、他にもさまざまな食品に含まれています。

ビオフラボノイドは、植物中に存在する天然の化学物質であるフィトケミカルで、柑橘系の果物に多く含まれる成分でビタミンCの活性を増強する物質として知られています。

果物、野菜などの褐色、黄色や橙色の色素成分で、ビオフラボノイドは地球上のほとんど全ての植物中に見られる生物的活発フラボノイドに含まれます。

人間の食生活に不可欠で、植物の新陳代謝に重要な保護因子、規定因子であり、4000以上の広範囲の分布にわたるビオフラボノイドは、毛細血管の透過性を減少させるなどの生物学的利用能効果、抗酸化効果をもち、総括的安全性の違いによって分類されています。

また、新陳代謝に様々な役割をし、強い抗酸化酸素をもち酸化防止効果を発揮します。

ビオフラボノイドを多く含む食品・成分は、大豆のイソフラボン、お茶に含まれるカテキン、ブルーベリーに含まれるアントシアニン、ココア、紅茶、ワイン、チョコレートなどがあります。

ビオフラボノイドは抗酸化作用でよく知られるポリフェノールの一種でもあり、ポリフェノールの大半は、ビオフラボノイドと言われ、ポリフェノールの中でも抗酸化作用が強い成分とされています。

抗酸化作用が強いということは、活性酸素を取り除くことができるということです。

アンチエイジング、つまり若々しくいることや、動脈硬化が心配な方、風邪を引きやすい方、ストレスを感じてる方、タバコやお酒の量が多い方、生活習慣病が心配な方におすすめされます。

骨粗鬆症予防にも最適です。

様々な、ビオフラボノイドが、白内障の進行や黄斑変性症を防ぐのにも効果があり、更年期障害の症状である、ほてり、の治療にも使用されてきました。

ビオフラボノイドなどのフィトケミカルは、通常の身体機能維持には必要とされませんが、健康に影響を与え得る植物由来の化合物を意味する用語として使われていて、植物栄養素とも呼ばれています。

果物や野菜、マメなど豆腐などに含む食事への良い効果をもたらす証拠は十分に存在しますが、この効果が、植物由来の特定の栄養素またはフィトケミカルに由来するかどうかの証拠は限られています。