リコペン Lycopene

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トマトやスイカなどの赤色の野菜や果物などに多く含まれ、とても高い抗酸化能力があります。

リコペンは、胃ガン、肺ガンm大腸ガン、前立腺ガン、食道ガンなどさまざまなガンを予防する働きがあります。さらに悪玉コレストロールの酸化を防ぐので、動脈硬化の抑制効果もあります。

リコペンはリコピンとも呼ばれ、カロテノイドの一種です。

カロテノイドは活性酸素を消す抗酸化作用が強いのが特徴で、リコピンは最も抗酸化作用が強いことで知られています。

それは、ベータカロテンの2倍でビタミンEの100倍と言われています。

効果として挙げられるのが、血糖値を下げる、動脈硬化の予防、肺がんや前立腺がんの予防、ぜんそくを予防したり、美肌効果、ダイエット効果、心疾患予防といったさまざまな効果があります。そしてLDLコレステロールの酸化防止やがんの増殖を抑える効果があります。

リコピンはトマトやスイカ、ピンクグレープフルーツに含まれる脂溶性の赤色の色素で自然に存在する色素と言われており、カロテノイドまたはカロチノイドといいます。緑黄色野菜に多く含まれ、その数は600種類以上もあります。

リコピンの一日の摂取目安は15mg~20mgといわれており、生のトマトを食べるよりもサラダにしてドレッシングをかけて食べたり、調理をした方が吸収力があがります。

大きめのトマトのリコピンの含有量は7~8mgなので、二個の摂取が必要で、トマトジュースの場合は200ccの摂取が必要になってきます。

トマトの場合、熟している方が含有率が高いので、缶詰やケチャップなどにも多く含まれています。

毎日続けることが予防につながるのですが、こういった食べ物や飲み物での持続は飽きが来るものなので、サプリメントを毎日摂取して、一日の食事にプラスして、トマトジュースやトマトを食べるくらいがちょうどいいでしょう。

今はリコピンが主成分となっているサプリメントもあるので、そういったものからリコピンを補うといいでしょう。

特にリコピンでの美肌効果や、ダイエット効果は今ではメジャーになってきています。綺麗になりながら、尚且つダイエット効果も期待できるというのは、女性は嬉しいでしょう。

トマトの好きな人は試しやすいと思います。トマトが苦手でもケチャップなら大丈夫という人もいるので、そういった人でも実行が可能なのです。リコピンを摂取してお肌をきれいに保ちましょう。

シミやそばかすにも効果があるので若い世代の人も注目すべきところでしょう。