ギンコライド Ginkgolide

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濃い緑色の青葉に多く含まれ、抗炎症作用、毛細血管の拡張作用があります。

ギンコライドは、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を改善します。血栓(けっせん)っを溶解させる働きもあり、動脈硬化を予防します。大量に摂取しても副作用が少ないのも特徴です。

ギンコライドは、イチョウ葉エキス特有の香り成分で、ヨーロッパの地方では医薬品として使われています。

ギンコライドの効能として血流の流れがスムーズになるため、肩こりや手足の冷え、しびれなどを改善してくれたり、動脈硬化の予防や緑内障予防、アレルギー症状の緩和といった健康効果が見られます。

そして、脳の血行改善は注目すべきところで、脳を活性化する効果があるため、記憶力や集中力が向上します。なので、ビジネスマンや受験生が頭を使う際にはイチョウ葉エキスを摂るといいといわれています。

脳は酸素の消費量が多いが、ギンコライドが活性酸素の発生を抑え、フラボノイド配糖体が活性酸素を除去するため、脳の老化を遅くするといわれています。

フラボノイドは、血管拡張作用や血糖値正常化、がんの予防など、さまざまな働きをしてくれます。

ギンコライドは、イチョウ葉の成分を添加したサプリメントや茶類、ぎんなんに含まれており、ギンコライドの多くはイチョウ葉に含まれているため、これを摂るためには、サプリかお茶を摂取するのがいいでしょう。

イチョウ葉エキスの効果として高血圧や耳鳴り、神経痛、花粉症などの改善というものがあります。血行の悪さが原因となって起こる症状に効果的です。

イチョウを摂りたい場合は、サプリメントを使うのが一般的です。イチョウの有効成分であるギンコライドは、若木の葉や根にしか存在しません。若木のイチョウでもギンコライドの含有量は収穫する時期や地域によっても異なります。

同じイチョウのサプリメントでも製品によっては有効成分が僅かしか含まれていないものもあります。

イチョウにはアレルギー成分である「ギンコール酸」というものが含まれているため、その成分がカットされているものを選ぶといいでしょう。

イチョウ葉の摂取で効果がみられるのは通常8週間以上かかります。

チョウ葉エキスには約13種類のフラボノイドが含まれていて、その中にはイチョウ葉にしか含まれない二重フラボンが6種類も含まれています。

この二重フラボンには、脳動脈、心臓の血流を増加させ、血管自体の硬化を防ぐ機能があります。

つまり、血管自体を綺麗にする作用と身体の血管を丈夫にする作用の両方があるということです。

ギンコライドやフラボノイドにはこういった効能があるため、症状の気になる人は積極的に摂取しましょう。