アルコール、タバコを控える

タバコは「百害あって一利無し(ストレス発散になる方もいますが)」ですが、アルコールは適量を飲むぐらいなら、心身の疲れを取り、ストレス発散にもなります。赤ワインやビールには、抗酸化物質も含まれています。しかし飲みすぎると活性酸素が発生してしまいます。

適量のアルコールは、血行を良くする働きがあり、善玉コレストロールを増やします。善玉コレストロール(HDL) は、体中の余分なコレストロールを動脈などの組織から肝臓に戻す働きをします。

アルコールは、胃や小腸で消化されず、肝臓で、外からの毒物として分解されます。その分解過程で、肝臓から活性酸素が発生してしまいます。また飲みすぎは、中性脂肪がたまり、脂肪肝の原因にもなります。

タバコには、さまざまな有害物質が含まれていますが、活性酸素の一種でもある過酸化水素も含まれています。さらにタバコは、抗酸化物質であるビタミンCが破壊されてしまいます。1本につき約20~100mgのビタミンCが破壊されると言われています。

抗酸化物質であるビタミンCが破壊されることで、活性酸素の活動が強まり、細胞の酸化が広がります。その結果、免疫力が低下してしまい、風邪や感染症などにかかりやすくなります。

活性酸素対策をするなら、タバコは吸わないほうが良いですが、どうしてもタバコを吸いたい方は、ビタミンCやその他抗酸化物質をを積極的に体に取り入れるようにして下さい。

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