葡萄(ぶどう)

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葡萄

葡萄に含まれる主要栄養素

栄養素名 カリウム カルシウム マグネシウム 食物繊維 ビタミンC
100g含量 130 6 6 0.05 0.1 2 21
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg)
栄養素名 ビタミンA カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 葉酸 ビタミンE
100g含量 0.1 0.04 0.01 0.04 4 2 0.5
単位 (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (mg) (mg)

葡萄の栄養と効用

葡萄の栽培化の歴史は古く、紀元前3000年ごろには、原生地であるコーカサス地方やカスピ海沿岸でヨーロッパ葡萄の栽培が開始されていました。メソポタミア文明や古代エジプトにおいてもワインは珍重され、古代ギリシアではワインのための葡萄栽培が大々的に行われており、ギリシア人が殖民した地方でもブドウ園が各地に開設されるようになりました。

日本で古くから栽培されている甲州種は、中国から輸入されたヨーロッパブドウの東アジア系が自主化して、鎌倉時代初期に甲州国勝沼(現在の山梨県甲州市)で栽培が始められ、明治時代以前は自ら同地近辺のみの特産地として扱われてきましたが、甲州勝沼町だけでなく関西や山形でも栽培が行われるようになり、江戸時代末期には全国で約300haにまで栽培面積は拡大していました。

果実はそのまま生食されるほか、乾燥させてレーズンに、ワインやブランデーなどのアルコール飲料、ジュース、ジャム、ゼリー、缶詰の原料となります。世界的にはワイン原料としての利用の方が主です。種子は搾油の原料として、グレープシードオイルが製造され、健康食品用などに利用されます。

葡萄は、ブドウ糖や果糖などを多く含んでいるため、疲労回復に効果があります。皮にはアントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれており、赤ワインやグレープジュースにも多く含まれています。

保存方法

房のまま保存する場合は、なるべく実に負担がかからぬよう、一房ずつ乾燥しないように袋に入れ、野菜庫に入れます。水につけてしまうと傷みが早くなるので洗うのは食べる直前にしましょう。 房でなく保存する場合は、実を一粒一粒枝から切り離し、ジップロックなど密封袋に入れて野菜庫に入れます。 切り離す際に、枝から引きちぎると実の枝が付いていた部分に穴が開き、果汁がにじみ出て傷みを速めてしまうので、ハサミで行いましょう。 冷凍の場合は、切り離してから密封袋で冷凍保存します。 食べるときは食べる分だけ取り出しさっと水洗いすれば、表面だけ溶けるようになり皮がむきやすくなります。 そしてシャーベットのように食べることができます。

食べごろの選び方

色が濃く、表面に張りがあって、ブルームと呼ばれる白い粉をふいた現象がしっかりとついているものを選びます。 また、枝の色が緑で切り口が新しいものを選びましょう。 葡萄の実が房から落ちるのは鮮度が落ちている証拠なのでそういったものは避けましょう。 枝を手に持って少しゆすっても実が落ちないものを選びます。 そして実がびっしりと隙間なくついているものを選びましょう。

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