すだち(すだち)

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すだち

すだちに含まれる主要栄養素

栄養素名 カリウム カルシウム マグネシウム 食物繊維 ビタミンC
100g含量 - - - - - - -
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg)
栄養素名 ビタミンA カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 葉酸 ビタミンE
100g含量 - - - - - - -
単位 (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (mg) (mg)

すだちの栄養と効用

徳島といえば阿波踊りですが、すだちも阿波の味覚を代表する徳島の特産物です。さわやかな酸味とすがすがしい香りが食欲をそそり、遠くは万葉の昔から愛用されている柑橘類です。すだちは『ゆず』の偶発果実といわれていて、今から300年ほど前の書物には『リマン』という名前ですだちの記録が残されているようです。

本格的に栽培されるようになったのは、昭和30年以降で、主要生産地である徳島県では耐寒性が強いすだちの栽培を、一部地域を除いてほぼ県下全地域で行っています。

すだちは二つに切ってぎゅっと絞って料理にかけたり、果皮の部分を擦って風味を楽しんだり、薄く切って彩りをそえたりお吸い物・お味噌汁・土瓶蒸しに香りを添えたり生のままでいろいろ使える果実です。特に刺身や焼き魚との相性がよく、またマツタケとは味を引き立てる名コンビといえるでしょう。

果肉・果汁には、ビタミンCが豊富で「リモネン」という成分が醸し出す香味は、心気を整える効果がありクエン酸、果糖が豊富に含まれ、胃腸を刺激して消化吸収を助けます。クエン酸には、利尿作用、浄血作用があり、疲労の原因となる物質を取り除き、細胞の新陳代謝を活発にします。
すだちの皮には、ビタミンAが豊富で他にもたんぱく質、資質、糖質、線維、灰分など多種類の栄養素が多く含まれています。カリウムもレモンの2.5倍含まれ、体内の塩分を排出させる効果もあります。

保存方法

すだちの保存方法はとても簡単で、ビニール袋等に5個ぐらいの単位で入れていきます。その時に極力空気に触れさせず密閉状態にして冷蔵庫などで保存すると日持ちされます。 また保存用の袋は光や日差しなどを通さないものを選び、鮮度保持剤があるのならそこに一度に全てのすだちを入れて、2℃から3℃ぐらいの温度で冷蔵するのがベストになります。 ですが、一応生のまま保存するため早めに使うのが大切です。 時間がたつと皮が黄色くなり品質には問題ありませんがこうなった時には早めに使用し食べるのが大切です。

食べごろの選び方

すだちは主に和食がメインに使われる事が多いですがたまに洋食などに利用されていて年中売られていたあり、店頭等で並べられている事があります。 ハウスで栽培や畑などでも栽培できるため、ハウス産のすだちは香りが強く割った時に実の色が濃く風味もまろやかで、露地すだちは割ると色が薄く香りや風味が最も強くなっている事から汁物として多く使われる事があり、すだちを選ぶ時のポイントは皮にツヤや張りがあるのは勿論、緑が綺麗で鮮やかになっていてむらがないのを選び、持った時に少し重く形がしっかりとしてあるものを選びます。そうする事で美味しく香りが良いすだちが食べられます。

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