キワノの旬や美味しい季節、栄養や効用について

キワノとは

鮮やかな黄色い果皮にゴツゴツとしたトゲを持つキワノは、メロンやすいかと同じウリの仲間です。

果実をカットするとエメラルドグリーン色のゼリー状の果肉がびっしりと並んでいて、それらのひとつひとつの中にベージュ色の種が入っています。一見すると、とてもおいしそうな印象がありますが、甘味はほとんどなく、ほのかに酸味がある程度です。

食感はプルンとしていてブドウの果肉を口に含んだような感じがします。

旬の時期

キワノの旬の時期は、9月から11月となっています。

キワノの栄養成分

キワノの栄養成分にはミネラルがはいっています。ミネラルは一般的な有機物に含まれる炭素・水素・窒素・酸素といった4元素以外に、生体にとって欠かせない元素といわれています。

無機質や灰分ともいわれています。糖質、脂質、タンパク質、ビタミンと並び五大栄養素の1つとして数えられています。ミネラは人の体内で作ることはできないため、毎日の食事からとる必要があります。

キワノの効能

キワノの効能に酵素の助働作用があります。

三大栄養素をエネルギーに変える代謝を助ける補酵素の働きがあるナイアシンは、ニコチン酸とニコチン酸アミド総称のことで、ビタミンB3とも呼ばれ、水溶性ビタミンであるビタミンB群の一つです。

酸化還元酵素の補酵素の構成成分として重要な働きをする栄養素です。

キワノの形や色の特徴

キワノはアフリカ原産で、アメリカ合衆国のカリフォルニア州やニュージーランドで栽培されています。

果実はおよそ直径5cmから7cm、縦10cmの楕円球体で、表面全体に突起があります。果皮は未熟な果実では緑色で、成熟すると薄い黄色から濃い橙色になります。

果肉は半透明で薄い緑色のゼリー状で、甘みはなく、かすかに酸味があります。

キワノの代表的なレシピ

キワノの代表的なレシピとして、キワノの半分カット生食があります。キワノはそのまま食べることができるので、半分に切ってスプーンですくって食べれます。

もちろん種ごと食べても大丈夫です。味が物足りない場合はハチミツをかけてみるとより一層美味しさを味わうことができます。

家庭における保存方法

キワノは南国のフルーツといわれてる果物になります。主な保存方法は常温保存で保存するのが一番です。

キワノは保存性がとても強く暑さや温度などにもよりますが室内で保存するとするなら、冷暗所で２週間以上可能で、キワノが未熟なものだった場合は１ヶ月以上持ったりします。そのため表面がまだ緑色をしていたらちゃんと熟されていないため、追熟させる必要があり追熟させると全体的にオレンジ色になり弾力がでてきたら食べ頃となります。

店における食べ頃

国内で売られているキワノの場合はほとんどが輸入品になり海外だとオーストラリア等の暑い地方で製作される事が多く、一年中収穫され売られますが日本だと9月から11月の間に店頭に並べられる事があります。

他のフルーツに比べてオレンジ色で縦長かつ丸い感じのトゲが生えていて、中の果肉を救って食べたりしてキワノは張りがあり色が濃いものが美味しい証拠になります。所々緑色の場合はまだ未熟になります。
そのため、鮮度が悪かったり保存状態が悪いと表面にシワが出来たり角が折れたりするため、そういうのを避けて選ぶのがコツです。